物部川下流部平松玉石投入による瀬の再生について

2024.3.4
1月30日から国交省により平松の再生に向けて玉石を投入してもらいました。
これは、平松の上にある瀬から下流の河床が下がり、岸際が崖のようになっていることや、一番上の瀬がどんどん上流に上がっていくことで、河川管理上も問題となる恐れがあるため行った工事です。
投入する玉石は、上流部の永瀬ダムでの浚渫工事や県道工事により出たもので、平松の急勾配の落ち込みを長くなだらかな瀬にするため投入します。施工に際しては、専門家の指導のもと工夫して入れており、まず玉石を敷き詰めて下がった河床を100分の1勾配に上げて、石と石の隙間へ細かい砂利を入れて固めます。最後に選別した巨石を埋めて、大きな水が出ても瀬肩が崩れにくいように施工しています。
これにより、平松が昔のような一級の漁場になってもらいたいと期待するところです。